中村哲医師の活躍の番組があったので視聴。10年がかりで、灌漑用水をひく、という難工事をアフガン人の力を結集して実現した。奇跡といってよい偉業。ご本人は、命をまもる医師としての仕事の延長だと端然としておられた。
－－－－－
ETV特集「武器ではなく 命の水を～医師・中村哲とアフガニスタン～」
アメリカ同時多発テロから15年。今も戦乱の続くアフガニスタンで干ばつと闘う日本人がいる。医師・中村哲（69）。「武器や戦車では解決しない。農業復活こそがアフガン復興の礎だ」。中村は白衣を脱ぎ、用水路の建設に乗り出した。15年たったいま、干ばつの大地には緑がよみがえり、人々の平穏な営みが再び始まろうとしている。戦乱の地アフガニスタンに必要な支援とは何か。15年にわたる中村の不屈の歩みを通して考える。
