ご恵送いただきました。ありがとうございます。読みながらつらつら考えました。過去を振り返るとユニークフェイス問題にかかわる研究者からの取材協力依頼よりも、メディアからのアプローチのほうが多かったです。
前者が1とすると、後者が100くらいの割合。理由は簡単で、国内の研究者がゼロだったから。いまは2-3人になりましたけれど。メディア関係の労働者は数十万人いますから、その数的な格差は歴然でした。
恵送の手配をしてくれた矢吹康夫さんとは、ユニークフェイス創生期からの知り合い。出会った当時は、フリーターから大学生になったばかりで、全身に、貧乏と自由と若さを体現している若者のひとりでした。それがいまは立教大学助教ですから、人生はわかりません。(私も,いまは結婚して二児の父親です。1999年当時は想像さえしていない)。
久しぶりにこういう書籍をよんでいると、差別や排除を正面から考え抜く、という知的な営みは継承されないといけない、と思います。
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20161018 追記
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20161022 追記
全章,すべて読みました。改めて、ユニークフェイス問題の記述・言説に関しての歴史の
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旧版では、わたしも寄稿しています。