withnewsに新しい記事を発表しました。
「気持ち悪い顔」と呼ばせない 顔にアザ、男性が思う「主語」の重さ
「ユニークフェイス」という言葉は、どういう経緯で名付けられて、どんな意味があるのか?
1999年からよく質問されてきたことを、2022年の現在、まとめてみました。
この記事は、ジャーナリストの北丸雄二さんの著作と、インタビュー記事記事に触発されたことをキッカケに企画がスタートして、なんとか形になりました。
「主語」。マイノリティにとって主語の重要性を北丸雄二さんはわかりやすく説明されています。北丸さんの著作と記事を読んで、ユニークフェイス当事者は、「はじめから主語がなかった」「主語が奪われた存在」だったのではないか、と考えました。1999年に、たまたま当事者グループの名称として「ユニークフェイス」と名付けた。その言葉が広がりを見せていく中で、「ユニークフェイス当事者」と呼ばれるようになった。私は、ユニークフェイス当事者と自称するようになった。その経緯を振り返ることで、当事者にとって「主語」とは何かを、文章化してみました。
この数年間のモヤモヤした感じが、整理されて、とてもスッキリしました。
楽しみながら読んでいただければ、執筆者としてうれしく思います。