石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

災害時の無線機の使い分け

南海トラフ地震や東京大震災が発生したら、携帯電話の中継局はほとんど機能しなくなるはずなので、情報のライフラインは無線機になると予想してます。
 アマチュア無線、デジタル簡易無線、特定小電力トランシーバー。この3種類があると安心だと思います。

(1)アマチュア無線
アマチュア無線は、電波の飛びがよい。
 難点は、アマチュア無線の国家資格が必要なことと、近年、アマチュア無線家が減少しているため、小規模な町だと通信相手がいない可能性がある。さらにアマチュア無線では、法律によって業務では使えない。
(2)デジタル簡易無線
 街中では5キロくらいの距離で電波が飛ぶ。業務で使用可能。近年、ユーザーが増えているので、つながる可能性が高い。国家資格不要。総務省に届け出をすれば使える。
(3)特定小電力トランシーバ
街中での電波の距離は1キロ未満。国家資格も、登録も不要。買ったときからすぐに使用可能。機器も数千円から1万円程度で購入可能。家族内や地域でのコミュニケーション・ライフラインとして使うには最高に便利だと思います。

 
3つの無線の使い分けとしては、次のようなことが考えられます。
 遠距離通信(30キロ以上)が必要になったときは、アマチュア無線
 隣の自治体までの通信手段には、デジタル簡易無線。
 地域内、家族間(1kmから500m以内)の通信には、特定小電力トランシーバー。

スマホの価格と比較すると、これら3つの無線の価格は高くない、と思います。
災害のない平時のうちに、買いそろえておくとよいのではないでしょうか。
無線を趣味としている人たちにとっては、あたりまえの知識みたいです。私も、最近、勉強して知りました。
無線の世界は面白い。

 

 ももCHライブ 大地震など災害時のトランシーバー(無線機)活用について - YouTube

 

ishiimasa.hateblo.jp