石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

日記20181004 地域でユニークフェイス,昭和二十年夏兵士だった

午前4時 起床。終日雨。

この日記は,翌日の早朝に書いている。

前日のことで記憶に残っていることを書き留めている。

 

浜松大停電はもうすぐ終息。

安倍内閣の組閣が発表されて、憲法改正に向けての動きがいよいよ始まると感じる。

玉城ダニー沖縄県知事の経歴をネットで確認して、その強運と,生き残るためなら政党をわたりあるく身軽さを面白いと思う。

 

ユニークフェイスの交流会は10月21日(日曜)。

前回は大型台風のため中止にしたので、今回は多くの人に参加して欲しいと思う。

ひとり申込あり。5名くらい参加したら大成功だろう。

豊橋という中規模都市への移動をためらう人は多い。名古屋、東京などの大都市ならば人は来やすい。

しかし、それぞれの当事者が,それぞれの土地で、やりたいことをやる,ということは大事にしたい。ちいさなチャレンジ。リスクがまったくないことで、できることはやっておくというのが、長続きのコツである。

uniqueface.amebaownd.com

 

読書

「昭和二十年夏、僕は兵士だった」(梯久美子)を読む。

三國連太郎水木しげるなど5人の戦争体験者の聞き書きである。

梯氏の文章は平明で分かりやすい。

三國連太郎という人は、不可解な人生を送って生きていることが分かった。

父親とは血のつながりはなかった。

その父親は被差別部落出身であったようだ。

戦争が嫌い、学校が嫌いで、放浪と出奔を繰り返している。

この逃げ続けるエネルギーはほんとうにすごい。

戦後は,詐欺師のような生き方をして、28歳で街頭でスカウトして映画俳優に。

役者として修行や訓練なしで俳優業に就く。

5人とも夥しい戦死者を目撃している。自分自身も兵士として死線のなかにいた。

そういう人間からみると、戦後というのは,絶対に殺されることはない「安全時間」なのだろう。

この醒めた視点は,興味深い。

 

昭和二十年夏、僕は兵士だった (角川文庫)

昭和二十年夏、僕は兵士だった (角川文庫)

 

 

 

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最後まで読んでいただき感謝します。

 

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