昨日、『文筆生活の現場』の編集委員4名で講演。会場はお茶の水の出版労連会議室、主催は出版ネッツ。参加者は43名。盛況でした。出版ネッツ以外の外部参加が30人ほどいたようなので、主催者側から感謝されました。この日記をみてから参加を決めた人も多かったようです。日本ジャーナリスト専門学校の生徒も来てくれました。東大ジャーナリストコースの学生も。寄稿者のひとり武田徹さんも。中央公論新社、文芸春秋社などの版元の編集者も。フリーランスのライターも多数。それからノンフィクション会議の新メンバーも。テレビジャーナリストも。えっとさらに、女子高生まで参加されました。ありがとうございました。
4人共に、別々の思考、方法論、問題意識で仕事をしていることが伝わるように配慮して司会進行。私達4名のことを「仲の良いお友達」というように思う業界人がいるがそんな単純なものではないということが伝わっていたら嬉しい。
質疑応答で明らかになった事実を少し。『文筆生活の現場』の売れ行きについて。堅調であるが、女性読者が少ないというデータも出てきた。女性のかた、どうぞご購読を。『文筆生活の現場』は、梶原一騎的なスポーツ根性もの、いわゆるスポコンのような「ノンフィクション根性もの」になってしまったため、女性読者を獲得できなかったのではないかと独り反省。編集委員のひとりは、女性読者のことなんか考えたこともないわい、とも言っていて、たしかに編集作業中は私もそうでしたが、販促をするうえでは、女性読者にとっても素晴らしい内容になっているんですよ、と語るべきだし、実際にそのような声もある。
http://mimetty.cocolog-nifty.com/nikki/2004/08/post_3.html
http://note3.nifty.com/cgi-bin/note.cgi?u=JCG01751&n=1
その一方で、フリーランスライターの小川裕夫さんのようにフリーランスの祭典とでもいうべき、このイベントへの参加機会を逸した人もいる。
http://www.mypress.jp/v2_writers/writerism/
不参加だと圧倒的にダメ?(この表現は大泉実成氏の文章にありました)。そんなことはない。機会はいくらでもある。
8月22日、さいたまの書店で、トークショーの予定。
http://www2.diary.ne.jp/user/95851/