ユニークフェイス当事者と仕事の関係について,思いついたので書いておきます。
ユニークフェイス当事者が就職で苦労しているという現実はあります。
一般的には確かにそうなんですが,
ひとりひとりの当事者にとって事情は違います。
正社員雇用について言えば,
外見による差別はまだ根強く残っているけど
アルバイトではどうなのだろうか。
自分自身のアルバイトを振り返ってみた。
高校生
名古屋駅の弁当販売会社で下働き。
大学時代
朝日新聞の新聞配達。
フリーター時代
魚市場で下働き。
三菱自動車のランクルの部品溶接。
冷凍コンテナの製造工場で組立作業
舞台芸術の裏方(大道具の設置)
印刷会社で下働き。
大手花屋チェーン店で冷凍倉庫管理担当
弁護士事務所にて法律専門ニュース誌の編集
外食チェーンの店舗でホール担当。
印刷会社のアルバイトで,コピーライターや打合せの経験をさせてもらって、そのままフリーランスの物書きとして独立。25歳頃です。
ユニークフェイスを理由にした差別されたという経験はありません。
ユニークフェイス活動家として,当事者への差別がある,と積極的に発言していますが僕個人は、差別されたという経験がほとんどありません。
ユニークフェイス交流会で、アルバイトをテーマに開催してみようと思います。
自分の希望の職種で,正社員雇用,となると、ユニークフェイス当事者に限らずどんな人でもハードルが高いチャレンジ。
アルバイト経験についてなら,共通の話題として使えるような気がします。
アルバイトが面白いな、と思うのは,嫌になったら辞めれば良い。
もちもん責任はあるけれども、その作業をする、その1日だけの責任。
それが,1日区切りで続く。
だから気楽。
アルバイトをするときは,おもしろい友人や仲間とやっていた。そういう友人からの誘いで始めたバイトばかり。だからアルバイト中の雑談が楽しかった。
アルバイトについては、よい思い出ばかり。
アルバイトをいくつか経験して、楽しいなと思える現場や業界で,正社員雇用を目指すか,自営業で独立するというのは,ひとつの選択肢として堅実だと思う。
その業界特有の空気,人間の気質を知っておくのはすごく重要。
僕は言葉をつかって仕事をする業界が好き。
だからメディア業界とか,営業職は好き。
いくつかアルバイトを経験することで、自分の向き不向きは見えてくる。
身体を動かすの好き。足で稼ぐとか,歩き回るとか,いいですね。
いまも、ちょっとした距離なら,自動車ではなくて、歩きか自転車で移動してるし。
追記
以前,文筆業について書籍を編集したことがありました。文筆業はおもしろい仕事なので,興味のある人はチャレンジして欲しい。
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