石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

当事者が子育てをするということ

昨日、尊敬する研究者と話していたときに出た話題。



ユニークフェイス当事者が子育てをするとき、なにが起きるのか。親(当事者)と子供の関係。周囲の人たちの反応はどういうものになるのか。そういったことについても、まったくデータがない。障害者の子育てについても同じ。健常者の親が、障害をもった子供をどうやって受容したのか、という研究はあっても、当事者が親になったときのデータはほとんどない。ましてやユニークフェイス当事者では研究データはゼロではないか。だから、石井さんが自分の子育てを普通に記録することに意味が出てくる。というかジャーナリストの眼で記録するといい」



学術的にそんなに意味があるとは思っていなかったので、新鮮な視点でした。たしかにその研究者のいう通り。これまで僕が取材してきた当事者のすべては、独身当事者、または子供の当事者を育てている親、でした。親であり、当事者である、という人の取材は一度試みたことがありますが、取材拒否にあって実現していません。子供をジャーナリストの視点で観察するというのは考えたことがありませんでしたけど、親として観察するのは当然のこと。心と体の健康を気遣うのは親の義務ですからね。まずはしっかり日記をつけることから始めます。



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