自分の顔をつくろうblog

作家、ユニークフェイス研究・講演のイシイマサユキの雑記帳(日記、読書メモ、ユニークフェイス活動記録)

肉筆で書かれた名作を、手で書き写す

文章の練習のためにいろいろな方法がありますが、そのうちの一つは、気に入った文章を自分で書き写してみる、というものがあります。

ふと思い立って、石牟礼道子さんの「苦海浄土」を書き写しをしてみました。

ノートに、ボールペンで、クキクキと。

肉筆で書かれた名作を、手で書き写す。

キーボードではなくて、手で書く。

するとあら不思議、これまで、ささっと読んできた文章が、ゴツゴツした立体感のある言葉として、たちあわれてくる。

再読する価値のある作品だと思ったら、数行でも手で書き写すことで、さらに文章にあじわいが出てくる、と思いました。

なんてことのない、と思っていた風景描写に、とんでもない言葉の力が潜んでいます。

 

 

 

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)