石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

加害者家族支援について学ぶ

加害者家族支援について学ぶ

 

軽い好奇心から手に取った書籍ですが、内容があまりにも重く、衝撃的で驚いています。

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とくに、交通事故加害者と、その家族が自責の念で自殺をしている、という現実には絶句です。他人事ではないですから。

現代日本で、もっともチャレンジをしているNPO法人。エベレスト登山以上に困難なチャレンジをしている、と思いました。

代表 | WOHとは | 特定非営利活動法人WorldOpenHeart

 

 

 

 

地震とコロナ禍を避けるための地方移住は、これから増えていくはず

この2-3年は世界中でコロナ禍が進行中。

先日、トンガの海底火山の噴火が発生。
最近は、九州で震度5の地震

 

地震新型コロナウイルス、それにともなう経済の低迷。3つの条件が普通になった世界になった、と思う。

その環境変化に適応するために、どうするか。

そのひとつが地方移住。

地震とコロナ禍のリスクを避けるために、人口過密の首都圏から地方都市への移住。


豊橋(愛知)、浜松(静岡)で暮らしていたとき、311をきっかけに首都圏から地方に移住した、という人たちと出会った。

311で、地震放射能のリスクをさけるために、ためしに地方で暮らしたら、とくに不便さはなかったので、そのまま首都圏の生活をやめて、地方都市に暮らした。

原発とか、そういう社会運動の考えに影響されたわけではない。

地方でも便利さが維持できて、収入も変わらない、と分かった人たちだった。

もともと行動力がある人たちなので、さくっと地方に移住。

仕事がある首都圏と、生活拠点になっている地方都市との往復は定期的にやっている。

リモートワークができる知的な仕事に従事している人、意志決定やコンサルティング、企業経営など、現場作業がない人にとっては、地方と首都圏の二重生活は普通になっていくんじゃないかな。

新型コロナウイルスの感染拡大で、感染リスクの高い首都圏を出て、地方移住もあるだろう。

首都圏は日本中から人を集める魅力があるので、これからも過密であり続けると思うけれども、首都圏から地方都市に分散する人の流れは普通になった、とも思う。

首都圏に集中している大学と大企業の本社が、組織維持のためのコスパを考えて、地方都市のほうが効率が良い、と判断するかもしれない。そうなれば、人間の動きが大きく変わる。大組織が地方都市に拠点を移す動きには期待している。

そうはいっても、地震は急にやってくる。

人間の都合とは関係なく天災は来る。

最後は、個人の意志と行動だろう。

 

追記

私の場合、首都圏に移住すると、この生活はどこかで区切りを付けて、地方に移住しないといけないだろうな、と漠然と考えていたタイプ。高額な家賃、過密人口によるストレスは、将来の重荷になる、とすぐに分かったから。これに地震リスクと新型コロナウイルスの感染リスクが追加されたわけだから、長く暮らす場所として、どこが最適なのか、を考える絶好の機会が来た、と思う。

 

 

カウンセリングは受けたことがあるけど、私にはあまり必要なかった。判断能力が低下したときは、休養、うまいものを食べる、友人と遊ぶ。日頃から、ノンフィクションを読んでさまざまな現実を知り、ほかの世界があることを確認する。それだけでメンタルがおちることはなかった。私の場合は。