2006-10-14 長い物語とは何か 日記 Tweet Share on Tumblr それは書いている人間が自分の人生に飽きない、ということを書いたお話である。 そんなことを感じた一冊。 Cotton100% 作者: Akira出版社/メーカー: 現代書林発売日: 2004/11メディア: 単行本 取り憑かれたように書いた→ その草稿を読んで感動した読者が自費出版→その自費出版をもとに商業出版→ 商業出版の担当編集者は旅をモチーフに作家活動をしていた素樹文生→ 不況のあおりで出版社が倒産、絶版に→ 愛読者のひとりがこの本を読んで感動し、再刊行のために出版社に就職→ その甲斐あって再刊行 その間約10年。このような運命をたどった書籍は今時珍しい。 AKIRA http://www.akiramania.com/