http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805010343.html
中国新聞から
「主婦の友」の休刊は何を意味するのだろうか。村田取締役は「自己犠牲を伴うニュアンスを持った『主婦』という言葉と、主婦向けの雑誌の内容が、今の二十―三十代の女性に受け入れがたくなったのでは」と見る。
評論家の樋口恵子さんは「『主婦の友』休刊は、自ら形づくった主婦という存在そのものが、消えつつあることを端的に映した。高度成長期は主婦と言
えばあこがれの存在だった。だが現代の既婚女性は非婚者のように行動し、シングル化している。休刊は時代の流れだろう」と話している。
女性のシングル化に抗してよく出版し続けた、というべきなのかもしれない。シングル化した女性たちが幸福かどうかは分からないが。主婦が幸福であるかどうか分からないと同じように。