石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

「親権差別」について考えている

「親権差別」という言葉を思いついた。

「親権差別」という言葉で、共同親権、実子拉致などの現象を考えていきたい。

親権に関係する諸問題は、差別問題としても検討する必要があると思う。

 

「親権差別」とは、どういう意味として捉えるべきか。


意味(素案)。

 

 片方の親が、単独親権を理由にして、

もう片方の親を差別する現象。

 

  • 虚偽DVを訴える。
  • 突然、子供を連れ去る、引き離す、子供の所在を教えない。(実子拉致)
  • 養育費の支払いは強く要求する。
  • 日本では共同親権は、無理だと反対する、または議論をしない、慎重に議論しようといいながら強行に反対する。
  • 離婚専門弁護士をたてて、親と子供との面会交流を制限または実現させない。
  • 家庭裁判所もこれに加担するため構造的な差別になる。
  • それでも子供に会いに行くと、警察が妨害する。拘留されることもある。
  • 絶望して自死する被害者がでている。

 

 日本における親権差別は、キリスト教国家のユダヤ人差別と同じような根の深さを感じる。

家父長制と性別差別の歴史がながい日本では、家(家族と、戸籍上の家の両方)から追放することが、もっとも強力な差別行為となりうる。

 

追放した上で、カネ(養育費)を払え。
払わないと人間扱いしない、と脅す社会構造。

 

親権喪失者は、2級市民であり、親権をもった完全な人間に支配されるべきだという思想があるのではないか。

 

親権差別をもっとも先鋭的に主張するのが、「昭和フェミニズム」である。
「昭和フェミニズム」は男性差別、親権差別、実子拉致を生み出す思想運動になっている。

 

「昭和フェミニズム」が、虚偽DVという刃物を出してくるのであれば、
対抗する人間は、それは親権差別だろう、と斬り返すしか方法はない。

 

 実子拉致被害者の家族から養育費を強制徴収して搾取する思想運動になった時点で、「昭和フェミニズム」を徹底的に批判、分析の対象にするべきだったけど、それを見過ごしてきたのはなぜなのか。
日本社会の問題として自問自答していく必要を感じる。

ishiimasa.hateblo.jp

 

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