石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

青山ブックセンター










青山ブックセンター倒産について



栗原裕一郎氏のブログ



棚づくりに失敗した、という視点も出ていますね。私にとって青山ブックセンターは生活圏の外なので、本をほとんど買っていないので棚をきちんと見ていませんでした。



ブックオフに本を売りました。



部屋の掃除をしているうちに「発掘」された本をブックオフに売りました。若い女の子が元気いっぱいに「ありがとうございました!」という姿に感銘を受けてしまいました。また売りに行こう(笑)。13冊売って450円、そして割引ポイント50円がつく。さっそく新書2冊を750円で購入、ポイント50円をつかって支払は700円。



ブックオフにいくと、本の価格の下落を実感できるので、勉強になる。



売れ筋の本はすべて図書館で入手可能。ブックオフにもある。この夏は蔵書を減らすぞ!



「文筆生活の現場」について



同業者からエールのメールが来るようになりました。男ばっかりです。独身の編者としてはあまり面白くない(苦笑)。



「文筆生活の現場:女性ヴァージョン」の企画を立てていますが、「社会派ノンフィクション」「フリーランス」「過去に単行本を何冊も手がけている」「読書家以外にも知名度がそこそこある」「30から40代」という書き手を中心にアイデア出し、人選をしていますが、層が薄いことを再発見。この世代の女性の書き手は「エッセイ」「小説」に行くか、「ノンフィクション」でも、「育児」「教育」「食」という方向に収束していく傾向を感じます。企業ものでも「リクルート」的な「前向きに生きるひとを紹介するノンフィクション」になっているのではないかな。



ノンフィクション作品を批評的にみると、ジェンダーの差が明瞭に見えてくるのかもしれません。「男らしい関心事」「女らしい関心事」があるというのでしょうか。



女性が多い業界ですが、女性が自由にものを書く時代はまだ来ていないのかも。と書くと斎藤美奈子先生が激怒するような気もしますが。