研究者と電話ではなしていて、今度、こっちに来る予定はないか? という話になりました。こっちとは東京名古屋大阪という大都市のことなんですね。とくに用事がないかぎり、私は東京も大阪にも行きません。私のホームグラウンドは東海地方。東海地方ならば行きますよ、と答えるようにしました。東京、名古屋、大阪に住んできたので大都市の人の発想は自分もよく分かります。しかし、人混みのなかで、混雑したレストランで、せかせかした時間をすごすために、時間とお金を使うというのは、いまのわたしには魅力的にうつりません。そんな話をしているうちに、年内に浜松で会うことになりました。よかった。よかった。
「週刊東洋経済」にて、森ビル社長のインタビューが出ていました。上海と比較すると東京の変化のスピードが遅い、という発言。ロンドンもニューヨークも変化しているのに東京は遅いそうです。そうかな? ロンドンやニューヨークには築100年の住宅がある。東京にはそのような住宅はない。東京の変化はまだ激しいほうだと思います。
上海(行ったことはありませんが)の変化と勃興は、不動産業者としては魅力的にみえるかもしれませんが、住民としては疑問。東京五輪が開催されることになれば、東京の都市計画を再定義することが可能なチャンス到来といえます。往復2時間の通勤という馬鹿馬鹿しいエネルギーの浪費が消えることになるのかな。東京圏人口3600万人。難民キャンプのような都市東京。来週、日帰りで上京する予定。
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