石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

体罰では、原稿は書けない、そして、やる気がおきなくなる

体罰問題が騒がれてます。そういうなかで、気になるツイートがひとつ。


メンタルな仕事では、体罰は無意味。いっきにモチベーションがダウンします。体罰をして、原稿を書かせる、という編集者はいませんでした。いるわけもありませんが。

格闘技では、体罰をするということはどういうことか。

しごき、リンチ、のいずれかではないかと。

どっちもモチベーションがあがりませんし、指導者への怨恨の感情が残ってしまって、そこで指導を受けることはありませんね。

昔、極真空手をやっていました。茶帯の先輩が、あるとき顎の骨を折って、練習の見学に来ていました。黒帯の指導者との組手のときに、回し蹴りをくらったそうです。話を総合すると、黒帯を取得するための試練。かなり激しい組手をして、顎の骨を折ったケガをしたようです。私はその先輩の気落ちした様子をみて、極真で黒帯をとることを目指すのはやめよう、と思ったのでした。そこまでやる動機は私にはありませんでしたから。

体罰が横行していることが判明した日本柔道界。これまであまり表面化しなかったのは、海外の選手を日本の指導者が体罰でしごくことがなかったからかも、と想像しました。

まだ、何か出てきそうなので、これからも報道は注視。スポーツジャーナリズムで、体罰の検証記事がでるのを期待であります。



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