書籍とのつきあい方についてのメモ。
結婚してから、本格的に蔵書の整理をするようになった。
独身時代は書籍と資料に囲まれて生活していたけれども、いまはそういう環境ではなくなった。
時間はかかったけれども、今のほうが快適になっている。
まず、断捨離をした。不要な書籍類の売却、廃棄処分である
蔵書不要かどうかの判断基準
以下の書籍は「蔵書不要」と判断する。
(1)再読の可能性がない
(2)再読の可能性があったとしても図書館で入手が可能なロングセラー、名著。
(3)すでに情報が古くて、所蔵する必要なし。
1と2については、速く判断できる。3については、判断が難しい。よって、蔵書が片付かない。判断保留物件として、意識しながら、捨てる時期をみて、捨てていく。捨てても困らないとわかれば、また捨てる、という方法でゆっくり減少させていく。
スキャンする判断基準
(1)希少価値があって、かならず再読すると思われる書籍。
これも判断が難しい。英文書籍がこれに当たる。結局、スキャンする価値ある書籍は、そのまま蔵書することになった。
(2)貴重な資料は、A4サイズで統一してスキャンで保全した。
これは整理するまでにかなりの時間を費やした。
日常の書籍の取り扱い
(1)基本的に図書館を活用する。
名著、ロングセラーは図書館で借りて読む。どの図書館でもたいていは入手可能なので、これは便利。書き込みたいことがあれば、メモしてブログ等にアップすることで蔵書リストになる。
(2)購入する書籍の基準
・実用書、教科書
これは書き込みをする書籍。役目を果たしたら廃棄処分。会計、資格、語学などがこれに相当する。
・ミステリー系、エンタメ系の文庫 ノンフィクション単行本
読了後、3ヶ月に1度くらいにまとめて古書店に売却。
・ユニークフェイスに関する書籍
これらは厳選して購入して蔵書。本棚の空間が限られているので、その空間からはみ出るときは電子化して保存する。
ほとんど購入しなくなったもの
・雑誌
(インターネット経由で評判になった記事については、図書館で入手することがある)
・自己啓発書
(一時期は集中的に読んでいたけれども、これらの情報はネットで収集できるようになっている。ブックマークしておけば良い。内容が手軽でチープな書籍は、ネットで書評がでており、その書評などの記事で満足することが多い。)
あまり力を入れてこなかった蔵書としては、電子書籍がある。ほとんど買っていない。再読可能性が高くて、内容が自分の人生にとって重要なものは、購入する量が増えていくと思う。
いろいろ書いたけれども、20年を超えて保管している書籍や資料はある。それはライフワークになる情報なので、ずっと持ち続けるしかない。蔵書方法は、実物か電子化するかはどっちでもよいと思う。