衝動買いした一冊。
柚月氏が山形在住の作家ということは、知ってました。
その人が、広島を舞台にした警察小説を書いた、と。広島弁と、広島の地理について知らないと書けない作品です。
面白いのかどうか、分からないけど、とりあえず買って読み進めたところ、大当たりの作品でした。
主人公の大上(通称、ガミさん)、という暴力団係の刑事と、一匹オオカミをひっかけている。映画「仁義なき戦い」の影響を受けている。だから、たいしたことはないかな、というのは、大いなる間違い。
きっちり楽しませてもらいました。
映画化も決定。
柚月裕子という作家は、これからもフォローしていきます。
山形在住といえば、先に紹介した深町秋生氏も、山形の人。