石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

The Wall は、無線機が主役のシリアスな戦争映画でした。

なんとなくAmazonプライムで観てしまいました。

 

登場人物が極めて少ない。

米軍のスナイパー2名。

視認できないイラク人のスナイパー(1名だと思う)

それだけ。

無線機の会話をききとったイラク人のスナイパーが、

アメリカ軍の兵士を罠にかけて射殺していくというストーリー。

無線での会話が異様に迫力があります。

アメリカという国は多民族国家であり、同時に、他国を攻撃するときに傭兵としてその国の人間を訓練していきます。

その一部が、アメリカ軍に牙をむいて攻撃する。

そういう歴史が繰り返されている。

その自業自得で泥沼化した戦争の混沌を、スナイパーという役割をもとにして映像化した映画だと思います。