石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

ナチス宣伝相の秘書が語る、私には責任はない,という言葉

気になった記事なのでメモ。

www.huffingtonpost.jp

幸福とは、他者の不幸から目を塞ぐことで成立する、というようなことを、作家の中村文則が書いていたと思う。この映画の主人公は、それを体現していたのかもしれない。
この人物の発言は、体制を変えることはできない、という思い込みのなかにいる普通の日本人の思考を知る上で、非常に参考になる。
秘書という記録を生業にしていた人間のなかにある,悪とは何か、ということでも考えさせられる。
秘書とは傍観者なのか?

 

一般の人は政治に関心が無い、とくに独裁や虐殺という事象には興味が無い。しかし、その渦中にいることは歴史が証明している。

 

ゲッベルスと私──ナチ宣伝相秘書の独白

ゲッベルスと私──ナチ宣伝相秘書の独白