石井政之の作業場

石井政之  作家、ライター、ユニークフェイス研究所----有料マガジンの登録をお願いいたします

当事者のカミングアウトにはインパクトがある

ひとりのわかい女性が、当事者としてカミングアウト。写真モデルとして、物書きとして。

「さらし者になってもいい」アルビノ女子がカメラの前に立った理由「見た目問題」写真展で、アルビノ女子が考えたことwithnews.jp



当事者のカミングアウトとは、いろいろな意味でインパクトがある、と思う。


わたしが、ここで、書き添えておきたいことは、
「さらしもの」ではなく、「カミングアウトした」ということである。

カミングアウト、とはLGBTの当事者による、解放運動から出てきた言葉。
隠されてきたことを、公表すること。

外見に隠すことができない症状がある
ユニークフェイス《facial difference》当事者が、
カミングアウトする。

それは形容矛盾だろうか

わたしは、そうは考えない。

日本社会では、ユニークフェイス《facial difference》当事者であることは、
不可視化されているのだから。

いないことにされてきた、当事者たちが、名前と顔をだして、
どんな体験をしてきたのかを、可視化する。

それは、間違いなく、真実の、カミングアウトなのだ。