ひとりのわかい女性が、当事者としてカミングアウト。写真モデルとして、物書きとして。
当事者のカミングアウトとは、いろいろな意味でインパクトがある、と思う。
わたしが、ここで、書き添えておきたいことは、
「さらしもの」ではなく、「カミングアウトした」ということである。
カミングアウト、とはLGBTの当事者による、解放運動から出てきた言葉。
隠されてきたことを、公表すること。
外見に隠すことができない症状がある
ユニークフェイス《facial difference》当事者が、
カミングアウトする。
それは形容矛盾だろうか
わたしは、そうは考えない。
日本社会では、ユニークフェイス《facial difference》当事者であることは、
不可視化されているのだから。
いないことにされてきた、当事者たちが、名前と顔をだして、
どんな体験をしてきたのかを、可視化する。
それは、間違いなく、真実の、カミングアウトなのだ。