石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

[]感情労働という嗜癖










結婚相談所ビジネスについて話しを聞いて分かったことは、とにかく初対面の印象作り(外見)に力をいれる重要性を、その当人に分かってもらい、努力するように導くということだった。



これは理解できる。



その努力は必要だし、努力は報われるだろう。



しかし・・・初対面で前向きな姿勢をキープしているという演技などすぐに見抜ける。



そこから先はどうするのだろうか?



演技サービスが発達すると、演技サービスを見抜く目も発達する。



私なんか、そういうスキルを身につけた人間を観察するのが趣味みたいなものだ。



どういう方法論でコミュニケーションをするのかな、と。



接客業的な思考パターンの人間が増えるのはいかがなものか。



しかし、そういう方法論がどんどん普及していく。



それにともなって、対人恐怖症の人が目立ってくる。



まぁ、よくある悪循環である。



感情労働という嗜癖だ。