この数年、いくつかの読書会を企画してきた。
私がなぜ読書会を企画しているのか、ちょっと文章化してみる。
本を買って読む人は社会の中で少数派。
私はそういう人たちと雑談をするのが好き。
だから読書会を企画している。
読書好きのなかでも、ノンフィクションが好きな人はさらに少数。
少数派の中の少数派。
これが良い。
読書会を企画しても参加申し込みがゼロのときもある。
そのときは、読書会は中止になるわけだけれど、それだからといって、読書会をやめるか? というと、やめないと思う。
別の本を読んで、この本は面白いから、ほかの読者がどういう感想を持ったのか聴いてみたいし、私の読み方をどう思うか聴いて欲しい。そう考えるから。SNSで本の感想を投稿して、意見交換をするのと、対面で珈琲を飲みながら雑談するのは、まったく別のタイプのコミュニケーション。
有名書店で、興味深い書籍(ほとんどが新刊)の販促を目的にした、トークイベントがあるけれど、ほとんどは東京都内で開催される。
横浜から出かける時間が惜しい。
自分が暮らしている街で、読書会ができれば良い。
そんなノリで企画している。