石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会 連絡先 uniqueface@gmail.com

引越の準備をしながら

引越の準備をしている。

横浜市内から横浜市内の引越。

これまで経験した中でもっとも近距離の引越だ。

 

社会人になってから平均すると2-3年に一度くらい、引越をしていると思う。

 

引越をほとんどしない人にとっては

どうでもよい話だろうが、引越のノウハウを少し書く。とくに荷造りについて。

 

引越は1-2ヶ月前に決定する。

 

準備は1日30分程度。準備期間が30日ならば15時間だ。

 

30分、何をやっているのか。

断捨離の作業である。

 

日頃から所有するモノは少なくするように心がけている。

それでもひとつの場所に2年も住めばモノは増えてしまう。

 

それを引越前の容量まで減らす。

 

かさばるものとして、

はじめに衣服を捨てる。過去1年でほとんど着なかったモノは捨てる。

ファッションに興味が無いので、これは捨てやすい。

残った衣服は大型ビニール袋などに分類する。

夏もの、冬もの、災害発生時のための衣服など。

布団は持っていない。

日頃から寝袋で寝ているので、寝具はきわめてコンパクトだ。



第二に、資料を捨てる。

不要になった書籍や資料を捨てる。

重要な資料は、PDFにするか、封筒のなかに放り込んでおく。

重要な書籍は段ボールにまとめる。

 

第三に、プラスチックケースに分類する

家具は机と、組み立て式の棚。それ以外持っていない。

パソコンやキーボード、レコーダー、データ保管のためのハードディスクは、

透明のプラスチックケースに分類してしまう。

 

以上の断捨離作業を、1日1時間程度やるぞ、と思いながら、

繰り返し作業をしていくと、なんとなくモノが減っていく。

 

そして引越作業の当日を迎える。

 

最終的な目標は「押し入れの上段」に収まる程度に、モノを減らすこと。

 

ここまで書いてきて、これは定住者の引越ではない、と気づいた。

旅人の感覚だ。

 

「押し入れの上段」に収まる程度の荷物とは、

ハイエースのような貨物自動車の荷室に収まる物量である。

 

1人暮らしのオッサンにとって、

ハイエース1台、1DK程度の空間があれば、

自由に移動できる住環境が整う。

 

以前からそう思っていた。

 

自分がイメージする生活をかなり具体化しているのだろう。

 

引越の荷物の全体像がみえてきた。かなり無駄なモノが多い。中途半端な断捨離だった。