石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

酷暑のなかで本を売る










 24日、大阪府立大学にて講演。地下鉄を降りて、エレベーターで地上に上がると、サウナのような熱さ。タクシーで会場入りすることに。



 約300人の聴衆の前で講演。しかし、会場の半分を占める若い学生(女性)は質問をしない、「文筆生活の現場」を購入しない、というナイナイずくしなので、ふーん、と思う。「文筆生活の現場」を購入するのは、研究者、教育現場の人、そして、この「石猿日記」の読者というマニア(苦笑)ばかり。売り場に一直線にやってきて「買います」「サインしてください」「握手してください」の3弾攻撃である。すべての行動に躊躇がない。すべて中高年であり、元気だ。



 講演終了後にマイクを握る。「この会場の半分以上は若い女性で埋まっている。しかしおっさんとオバハンばっかりが、『文筆生活の現場』を買っている。それで良いのか君たちは!」と挑発的に問い掛ける。笑いをとったことを確認して、ダッシュで売り場へ移動。ひとり学生(女性)が「文筆生活の現場」の売り子をしている私の前を通りかかったので、「買ってください!」と営業トーク(じゃないか。ただの押し売りである)。「学割はないんですか?」と悠長なことをいう。「そんなものあるわけがないでしょう。800円!」。1冊学生に買って貰うまでに手間暇がかかってしまった。良かった、良かった。もし学生がだれも1冊も買わなかったら、府立大生は本を買わない、府立大の教養は崩壊している、とずっと呪詛していたろうから(笑)



本日、京都にてNPO活動。やはり酷暑でへとへと。胃腸がおかしくなっている。会場に到着してすぐにトイレへ。不眠と、酷暑で体温調節機能が低下している。体が冷えているんだか、ほてっているのかわからない。



昼、京都駅で、お好み焼きを食べるが、はずれ。運がない。