「思考の整理学」をめくる。読むというよりも、めくるという表現が似合う書籍だ。この文体は手書き、原稿用紙によってできあがったものだろう、ということが容易に類推できる。ゆったりした思考の痕跡が伺える良書だ。五木寛之や片岡義男とおなじようなリズムを感じる。彼らは同世代だから当然と言えば当然だろう。忘却することで思考がはじまる、というコンセプトに深く同感。読書量が増えると、アウトプットがおろそかになる。思考するためのステージとして、パソコンよりも、手書きノートがよい、ということに気づいて1週間前にB5ノートを新しく購入して、カバーをつけて使っている。黒のボールペンでクキクキ書く。キーボード入力によって、忘れていた文字の筆記パターンの記憶脳が動きだすのが分かる。
昨日、日系ブラジル人問題の基礎的な講座に参加。浜松にきている日系ブラジル人の約80%は日本語を勉強していない、というデータがあった。約2割には向学心とキャリア志向があるということだろう。これが約半分にまで数字があがることができれば劇的に状況は変わるのではないか。そんなことをノートにクキクキ書き込み。