セルフヘルプグループや患者会の活動を、『傷のなめ合い』、という人がいるけど、ふるい日本語表現で死語、と思ってきた。なめ合い、するとしたら愛し合っている人間にしか無理。いまは傷だらけの人生の人が多数派、とハッキリした時代。傷があるかどうかは、たいした問題ではない。
ひとつの当事者があつまることだけで、意味がある、ということを知らない日本人が多いだけ。
セルフヘルプグループの概念を知らない日本人はふつう。
セルフヘルプグループは、最先端で、それに関わっている俺はすごいんだぞ、と、僕は親に説明してました。