高齢者が加害者になる交通事故。昨日も、通学途中の小学生に、87歳の軽トラ運転手が突っ込んで、小学1年生が死亡。(朝日新聞 2016-10-28)
横浜市港南区大久保1丁目の市道で28日午前8時5分ごろ、集団登校中の小学生9人の列に軽トラックが突っ込み、1人が死亡した。神奈川県警は同日、軽トラックを運転していた無職の容疑者(87)=同市磯子区=を、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕し、発表した。調べに対し、「事故を起こしたことは間違いない」と話しているという。
息子とほぼ同じ年齢の小学生が死亡。
こういう事故が起きたとしても、とめるための即効薬はない。
高齢者ドライバーはなくならない。
高齢者社会なので、社会全体の高齢者ドライバーの割合は増える。
地方に住んでいると、公共交通機関のインフラはあまり発達していない。
豊橋は新幹線、路面電車、バスが走っており、とても便利な方である。
しかし、利便性は車だ。
生涯現役で働くひとが増えていくだろうが、これは生涯ドライバーと同義語。
とくに地方在住者にとっては。高齢者ドライバーの交通事故リスクはこれからますます増えていくと予想できる。
運転を厳しく規制すると、地域経済がとまる地域はある。
とくに過疎地域。
記憶と判断能力をなくした、悪意なき高齢者ドライバーの増加は大きな社会問題。
どうやって解決するか。
他人事ではない。
というか、小学生の子供をもつ親のひとりとして、
解決策をつくってもらわないと、困る。