ユニークフェイス問題について、優れた考察だと思って読みました。
ひとつ重要な視点を書き加えておきますと、極めて人手不足の世界だということです。
ほかのマイノリティ運動と比較すると、
- カミングアウトする人が極めて少ない
- 支援者が極めて少ない
- 新しい市民運動やセルフヘルプグループ、NPOがほとんど出てこない
- 当事者の手記が極めて少ない
- 専門の研究者が極めて少ない
- 行政からの支援はゼロに等しい
- この問題について言及する政治家ゼロに等しい
・・・・。こういうキビシイ環境下にある、ということでしょう。
それでも、20年前と比較すると、情報は増えました。関心も高まりました。
しかし、まだまだ。
ぜんぜん足りない。