石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

京都で実子誘拐(拉致)をテーマにした写真展

2022/05/02

京都で実子誘拐(拉致)をテーマにした写真展をみてきました。

小さい空間で、濃厚なメッセージを感じ取ることができました。外国人と日本人の夫婦で、子どもが誘拐されたケースの写真が多かったですね。

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www.kyotographie.jp

 

アンナ・ベディンスカ Anna Bedyńska

Forever mine

 

突然子供を奪われることは人間がされうる中で最大のトラウマであり、親子間 の疎外、PTSD、しばしば自殺さえも引き起こす。このプロジェクト、「Forever mine」(「永遠に私のもの」)では、10名 の親権を失った親が自身の意志に反して子供と引き離され、面会する権利を奪われた経験を共有する。


経歴
ポーランド最大の出版社Agora SAにおいて、13年以上にわたる執筆経験を持つフォトジャーナリスト。フランス、ドイツ、コソボ、スー ダンにおけるドキュメンタリープロジェクトに参加。近年はモスクワ、東京で活動後、現在はブカレストに拠点を置く。2013年にポート レート「Zuzia」が世界報道写真賞を受賞、ポーランド文化省から文化功績賞を受ける。Grand Press Photo 2017にてロシアでの連作 「Innocent but Sentenced」(「無実の罪」)が年間最優秀賞を受賞。2013年から2018年まで、キャノンアンバサダープログラムに参加。 彼女の作品は現代社会における社会的変化に注目している。「Dad in Action」(「行動する父」)、「Clothes for Death」(「死のための服」)、「Go Home, Kids」(「子供たち、家に帰ろう」)といった死や出産に関わる人間を捉えたキャンペーンを展開するなど、タブーやセンシティ ブな題材を積極的に取り上げ、特に現代における女性の役割に焦点をあて続けてきた。彼女がカメラを向けるのは、今まで社会のメイン ストリームには決して現れてこなかった人々である。

 

 

Anna Bedyńska