海難記から
読者数と、共同体の住民数を重ねた比喩が秀逸である。
過疎がすすみ共同体が崩壊した「限界集落」。
読者が離れ、編集者、執筆者、読者の共同体が崩壊した「限界雑誌」
http://d.hatena.ne.jp/solar/20081007#p1
出版状況クロニクル
http://www.ronso.co.jp/netcontents/chronicle/chronicle.html
そしてまたひとつ雑誌が消滅。
関西の情報誌エルマガジン12月発売で休刊
関西の若者向け情報誌「Lmagazine(エルマガジン)」が12月発売の来年2月号を最後に休刊することが14日、分かった。発行元の京阪神エルマガジン社は、40歳前後の女性をターゲットに9月創刊した「Richer(リシェ)」に力を入れるためとしている。
「Lmagazine」は1977年創刊。京阪神を中心に地域情報、映画・音楽・演劇情報を掲載し、「エルマガ」の愛称で親しまれた。同社によると、ここ数年の発行部数は約28万部で安定していたが、広告を集めるのが難しく、採算が取れなかったという。(共同)
[2008年10月14日17時42分]
雑誌を愛している人たちが口々に言っているように、雑誌というビジネスモデルが本当に崩壊しているのだ、と思います。
この雑誌崩壊が、昨今の金融危機による世界同時不況のなかで、どれくらい加速するのか、しないのか。