石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

偽造した情報をもとに弁護士が活動することがある、と20代で学んだ。

20代、医療問題の専門雑誌で編集記者をしていたとき、医療過誤訴訟の現実を知った。
当時は、医療過誤の証拠隠滅のために、
医療機関がカルテを改竄(かいざん)改ざんすることはありふれていた。
このねつ造したカルテが、医療機関を提訴する患者(死亡した患者の遺族)の責任追及を阻止していた。

病院側弁護士と裁判所は、カルテの改竄を認めなかった。
病院側はカルテの改竄を「カルテの清書」と主張した。
裁判所はこの医療機関の主張を認めたのだ。
この改竄されたカルテという「証拠」によって多くの医療過誤訴訟の原告が敗訴した。

医療過誤による犠牲と、ねつ造した情報をもとにした訴訟の二つに、
原告は痛めつけられていた。
弁護士とは何者なのだろう、と疑問をもった。

だから、いま共同親権問題を通じて、
「虚偽DV」というねつ造した情報をもとにして、
実子拉致の支援をしている弁護士がいること、それ自体に驚きはない。
またか、という既視感がある。
しかし、である。
虚偽は虚偽であり、歴史がそれを証明すると思う。
実子拉致された子どもたちは、いつか大人になり、この虚偽に満ちた世界を知ることになるだろう。

 

訴訟になる医療過誤事件とちがって、虚偽DVを理由とした実子拉致の被害者はかなり多いと想像している。
親子との出会いを阻止している裁判所と弁護士の動きに、拉致の被害者は苦しめられている。
被害者とは、別居している親、そして拉致された子供である。

近未来を想像することは簡単だ。
この実子拉致された子どもたちが成人したとき、
自分たちの人生を狂わせた、親と弁護士、司法にたいして、何かを思い行動する。
拉致された子どもたちの反乱は、すでに始まっているのかもしれない。

 

https://www.sairosha.com/sairosha.htm

 

ishiimasa.hateblo.jp

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