石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

小説

ショートショート小説を書いてみた

ショートショート小説を書いてみました。 「読んだら最後、小説を書かないでいられなくなる本」(太田忠司)を読んで、その内容に触発されたので。 タイトル 頭を食べる帽子 頭部が突然なくなってしまう事件が起きた。 野球観戦から帰宅しようと、電車にのっ…

梁石日さんのご冥福をお祈りいたします

作家の梁石日さんが亡くなった。 20代から30代、梁石日さんの小説を何冊か読んだ。 力強い文体と、差別に関する評論がおもしろかった。 縁があって、25年くらい前に雑誌の仕事でインタビューをしたことがある。中野にあるマンションで話を聴いた。身体の不調…

開高健記念館に行ってきました(2024/06/08)

開高健記念館に行ってきました。 https://www.kaiko.jp/ 20代のころ、開高健の小説に夢中になっていた。釣りには興味が無かったので、釣り以外の小説やエッセイはすべて読んだ、と思う。 開高健は、サントリーの広告を担当していた人でもあり、コピーライタ…

「帰って来た橋本治展」、関内で立ち食いソバ

6月1日、「帰って来た橋本治展」、行ってきました。 石川町駅で降りて、徒歩10分くらい。「港の見える丘公園」のなかにある、神奈川近代文学館。神奈川近代文学館に行くのは初めて。

新聞記者の奮闘を描いた傑作ーー『沈黙の終わり』(堂場瞬一) 

『沈黙の終わり』(堂場瞬一)を読了。 予備知識なし、書店で手に取って気まぐれで買って読み始めたら、おもしろくて一気読みした。

結婚相手を探す、『オフリミッツ』(伊東潤)

日記

仕事の準備作業、図書館

ジョギングをしようとしたら雨。早朝のジョギングは中止。 雨は10時くらいにやんだ。 旧知の人たちにあいさつ回り。 手続きに必要なので区役所に出向いて住民票を取得。 ブランチで、ソーセージエッグ朝食セット(松屋)。3年前に通っていた店舗が全面改…

2023/07/22 雑記

元棋士の橋本崇載氏が事件を起こして報道された 芥川賞受賞作「ハンチバック」が凄いみたい

読書メモ 「犬」赤松利市

読了。 高齢者の孤独。トランスジェンダーの孤独。 このふたつの孤独を小説に仕上げた作品。 私も高齢者だけど、そんなに不安は無い。 それは、やるべきことはやった、という手応えがあるからかも。 医療取材で、人間は突然死ぬ、と学んだせいかもしれない。…

読書メモ 「瓦礫の死角」西村賢太

55歳で急逝した西村賢太さんに興味を持って読んだ。 薄い文庫なら、すぐに読めるだろう、と。 買ってから読み終えるまで半年かかってしまったけれど。 貧しくて性格が悪い男が主人公。主人公と、作者がだぶっているので、私小説というジャンルにはいる。 物…

タクシードライバーの経験を小説に・・・「令和タクドラ日記」

2023/05/10 第11回を公開しました。 awai.jp.net ーーー ーーー タクシードライバー生活も3年経ったので、過去の経験をもとにした、小説「令和タクドラ日記」の連載を始めました。発表の場所は、「あわい」 https://awai.jp.net/ 友人の鈴木悠平さんが運営…

顔にアザのある女性を主人公にした小説「よだかの片思い」(島本理生著)が映画化されました。2022年に公開予定です。鑑賞するのが今から楽しみ。 https://notheroinemovies.com/yodaka/

『他人の顔』について付記

20歳頃に、何度も繰り返して熟読して、赤ペンを書き込んだ小説『他人の顔』。 この小説と、ユニークフェイス当事者活動についての朝日新聞。 あわせて写真にしてみた。

ユニークフェイスについての表現者が少ない。とくに女性の表現者が不足

日本人女性の写真家による写真表現は、ユニークフェイス問題については、まだ手つかず。誰か挑戦して欲しい。この分野は、女性の活躍が不足している、と思います。写真家と同様に、日本人女性のユニークフェイス当事者によるノンフィクション、自伝などの作…