石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

映画『ダンケルク』のリアルと、少ない台詞

映画館で観てきました。じつに台詞が少ない、無骨な映画でした。庶民は語らない。ただ,発砲する、逃げる、助ける、死ぬ、の連続。恐ろしい映画でした。

 

約40万人の兵士のうち、脱出できたのは33万5千人。残りの7万人ほどは戦死。

救出に向かった民間の船。その民間人からも死者が出ている。

すくない会話の中で出てくるのは、誰が生き残るか。その決断。

追いつめられた兵士たちが、その出自をもとに、おまえが犠牲になれ、と強要していくシーン。

戦争の心理ショックで、暴れる兵士を抑える民間人の言葉。

それぞれすくない台詞だけど、印象に残ります。

 

町山さんの映画評で、映画館に足を運ぶ機会が増えました。

ダンケルク」もその一つ。

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