石井政之の作業場

作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会

一人二役は不可能










katumura8日、05年からスタートさせるドキュメンタリービデオ制作について打合せ。協力を快諾してくれた制作会社から、05年1月の毎週水曜にビデオ撮影のためのワークショップをしているので参加してほしい、と言われる。



しかし、毎週水曜は東大の医療政策人材養成講座がある。両立は無理。



やはりビデオカメラマンを養成するしかない。私は監督に専念することになるだろう。



ぼくの「星の王子さま」へ 医療裁判10年の記録(勝村久司:幻冬舎文庫)



が発売されたことを確認して感動。この著者である勝村さんは、大阪の小さな医療専門出版社の雑誌で、同時期に原稿を書いていた仲。約10年前のことである。レセプトとカルテ開示の必要性についてはずっと一貫して訴えていた。私は一貫して、ユニークフェイス問題をウダウダかんがえて、書いていた。そういう私と勝村さんが今年、それぞれの単行本を、同じように文庫化したことに感慨を覚える。幻冬舎が勝村さんの本を出すことになるとは・・・勝村さんが初めて原稿を書き始めた当時のことを、ほんのすこし知る私としては時代の変化を感じる。まぁ、私が東大で勉強していることもその時代の変化の1つだと思う。