2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧
リゲインを飲むと原稿をぐいぐい書くことができるような情報をネットで読んで影響をうけたため、これを2本購入して珍しく徹夜で書く。はかどったものの、ドーピングして原稿を書いたようで後味が悪い。確かに疲労をあまり感じない、睡魔に襲われない、とい…
8月22日、埼玉の書店で開催された講演についての 記事が埼玉新聞に掲載されています(8月25日付け)。 http://www.saitama-np.co.jp/news08/25/07l.htm 採用50日、過労死と認定 雑誌制作会社に賠償命令 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040830-…
三田にて、障害学研究会。ゲストは、『セックスボランティア』の著者、河合香織氏。詳細ははぶくが、参加者多数。男性の障害者の参加が目立つ。それから性同一性障害の当事者もいた。女性が女性の性欲を語ることの困難さ、まだ強固であることを確認して収穫…
部屋を整理していると、魚柄仁之助「ひと月9000円の快適食生活」が出てきたため、発作的に自炊を再開。いかに安く体によいものを食べて健康に生活するかというコンセプト、そして文体が秀逸。料理に興味のない私でも読んでいて楽しい好著。 友人の粥川準…
某日、打合せ2件。1件の打合せを終えて、次の打合せまで3時間ある、さてどうしたものか、と街を歩いていると「華氏911」 http://www.michaelmoorejapan.com/ を上映している映画館が目前にあらわれる。引き込まれるように中に入って、観てしまいました…
本日、朝日新聞に「自分の顔が許せない!」の広告が出たことを確かめて、埼京線で講演会場へ移動。 会場の「書楽」にて、斎藤美奈子著「モダンガール論」を購入、再読しつつ、ランチパスタをずるずるすすりながら、ドリンクバーでコーヒー、コーラ等を摂取。…
私が編集した「見つめられる顔 ユニークフェイスの体験」(高文研)の在庫が250部であることが判明した。とても嬉しい。2001年9月刊行から3年。地道に売れていったことがわかる。内容はユニークフェイス当事者の体験談集。地味な装丁である。この本…
昨日、小用で高田馬場へ。芳林堂書店の新書コーナーをのぞく。先月刊行された新書が平台から消えて、今月の新刊に変わっている。先月刊行の新書には、もっと平台に置いておけば売れ続けるだろうと思えるものもあったのだが跡形もない。品質には関係なく、次…
昨日、マンガ編集者と会う機会があったため、「土田世紀『編集王』のような感じで、出版不況王という企画をマンガにすることはできないだろうか」と話す。 あふれる在庫、売れない本、引き下げられる印税、そんななかひとつの出版社が倒産していく。行き場を…
河合香織著「セックスボランティア」を読了。ずっと積ん読だったのである。 これがこの1ヶ月ほどアマゾンで30位以内に付けているノンフィクションだ。タイトルがよい。内容もデビュー作としては秀逸。そして障害者の性がこうやって注目されるようになった…
「自分の顔が許せない!」の販促のために、池袋、新宿、渋谷の主要書店をまわる。 どの書店でも、新書売り場のいちばん目立つ場所に平積みされていたので書店員に感謝しながら、「中村うさぎさんのファンは文庫棚を見ていると思う。この読者層と、新書の読者…
「真空とびひざ蹴り」(本の雑誌社)を読む。1979年から2001年の出版事情についつてのコラム集である。ぱらぱらめくっていると、西村京太郎問題について言及されていた。複数の版元から十津川警部シリーズを出すことは無節操、というような主旨で批…
出版不況を知るために 「書店の近代」 「ヨーロッパ 本と書店の物語」 (いずれも平凡社) を読む。 「出版業界のノストラダムス」の異名をもつ、小田光雄氏の「不況節」は健在。日本も欧州も、そのビジネスの誕生のときから、市場経済に翻弄されてきたこと…
中村うさぎさんと一緒に講演することになりましたのでおしらせします。 http://www.libro.jp/web/topics/news.php ◆9/19 第42回 リブロコミカレ特別セミナー 中村うさぎさん・石井政之さん 対談講演会 「なぜ顔や身体にこだわるのか」 『自分の顔が許せない!…
「自分の顔が許せない!」の書評を切通理作さんが書いてくださいました。 http://www.gont.net/risaku/index_hitokoto.shtml まだすべてのオンライン書店で発売されていないようです。 今週末には全国書店での発売が始まると思います。 楽天、マナ、旭屋書店…
「<不良>のための文章術」 NHKブックス 永江 朗 (著) を読む。こういう業界本を読むことが趣味になってきました。 他の人の仕事の様子を知ることができて収穫。 気になることがあったので「マンガ産業論」(筑摩書房)を再読。出版の世界が、農業のたどっ…
朝日新聞を読む。美浜原発事故報道で、東海村事故の被爆者・当事者たちのコメントを掲載するのだろうと思っていたのだが、一行も触れられていない。 信じがたい報道姿勢である。 だから、4人も死亡したことの重さが伝わらない。しかも美浜原発事故は8月9…
福井の美浜発電所で死亡事故発生。 5年前の東海村事故を超える死亡者を出す大事故になった。これを機会に、我らが大泉実成氏(「文筆生活の現場」寄稿者のひとり。「売上げ311万2263円をめぐる赤裸々な自問自答」)に仕事の依頼が集中することになる…
昨日、『文筆生活の現場』の編集委員4名で講演。会場はお茶の水の出版労連会議室、主催は出版ネッツ。参加者は43名。盛況でした。出版ネッツ以外の外部参加が30人ほどいたようなので、主催者側から感謝されました。この日記をみてから参加を決めた人も…
マンガ産業論 筑摩から出た『マンガ産業論』を読んだ。傑作である。マンガに限らず、出版業界人にとって必読の良書。 私は滅多なことではマンガ雑誌を買わないが(しかし、毎週、好みのマンガを読んで楽しんでいる)、それは出版業界の構造に由来しているこ…
新刊『自分の顔が許せない!』が宅急便でとどく。一読してゲラをいじっていたときのほうが興奮していたな、と気付く。とても冷静に見ることができる。やはり仕事は自分で企画、取材、執筆をすべて独りでやるのが本流だ。でも対談は楽しい。『自分の顔が許せ…
『自分の顔が許せない!』(平凡社新書 235) 中村うさぎ 石井政之=著 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=85_235 8月11日発売ですが、平凡社が先行発売をはじめました。 是非、読んでみてください。
トークセッション:石井政之 VS 渡辺一史 テーマ:「自分探し」の戦場にて ──障害・コンプレックスと向き合うこと 〈障害〉〈コンプレックス〉をキーワードに、2人の気鋭のライターが、「自分探し」にあえぐ現代の若者の内面とその特質について、自分たちの…
NHKテレビ、8月5日(木曜)、午後3時から(約10分) 「お元気ですか日本列島」という番組で、私がカモフラージュメイクされている様子が放送されます。 「ユニークフェイス・メイク塾」の現場であります。
アマゾンのレビューから。 2本追加されていました。まぁ、素直に面白かった、と書かないタイプの評者ばっかりですね。でも、嬉しいです。もっと書いて、もっといじめて! ◆貧乏自慢の印象が強すぎ?, 2004/08/03 レビュアー: レッドスミス この手の本はこ…
オンライン書店bk1で「文筆生活の現場」の特設ページが開設されました。 http://www.bk1.co.jp/s/bunpitsu/「文筆生活の現場」に寄稿されたジャーナリストの主要著作がここでまとめて購入することができます。
4日連続でブックオフに本を売りに行った。そこで感じたことを少々。 きたない本以外はまず間違いなく買ってくれる。ブックオフでも値がつかない本は、紙ゴミにしても良いと割り切ることができるので助かる(私は稀覯本を所有していないので、とくにそう思う…
8月22日の講演について詳細がきまりました。 石井政之ニュースにアップしておきました。
アマゾンにレビューが出たので紹介しておきます。 こういうレビューが出るということは売れている証拠でしょう。 私達が設定した読者を超えて広がっているということです。 @@@@@@@@@@@@ 何のモデルにもなりはしない。, 2004/07/30 レビュアー:…