石井政之の作業場

石井政之  作家、編集者、ユニークフェイス研究、「ユニークフェイス生活史」プロジェクト、ユニークフェイス・オンライン相談、横浜で月1飲み会。---有料マガジンの登録をお願いいたします

ルッキズム

ずっと前から、強姦被害者の実名顔出しカミングアウトと、ユニークフェイス当事者の実名顔出しカミングアウトは、ものすごく数が少ない、という点で似ている,と思っている。

3月の予定案

再び 交流会 uniqueface book club 「障害社会学を読む 2」ユニークフェイス問題に取り組む <在野研究者>の研鑽の場をつくるために近年、日本の大学では、人文系学問の予算削減などで、 人文系の研究者の研究環境がよくありません。 このままでは、研究テー…

ユニークフェイス当事者には「日記」を書く習慣を身につけることを推奨。 堂々巡りの悩みを客観視できるので、ストレスが軽くなると思います。 日記をつけると、楽しいことや、つらいことは少ない。ほとんどの出来事は、普通の日常なのだ、という気づきがあ…

ユニークフェイス石井が、10月に参加したイベントの動画報告がアップされました。

身体論に関心がある人には,必見の内容になっていると思います。 吃音という発語コミュニケーションの壁。 ユニークフェイスというビジュアル・コミュニケーションの壁。 発語と、ビジュアルが、普通ではないとは、どういうことだろう。 これからも考えてい…

『他人の顔』について付記

20歳頃に、何度も繰り返して熟読して、赤ペンを書き込んだ小説『他人の顔』。 この小説と、ユニークフェイス当事者活動についての朝日新聞。 あわせて写真にしてみた。

日本のユニークフェイス当事者のカミングアウトが少ないことと、日本のひきこもりが多いこととは関係している、という気がしている。

朝日新聞の取材に協力しました。(時代の栞)「他人の顔」「 顔の傷に絶望、仮面で他人になった男 この苦悩わかるか」

(時代の栞)「他人の顔」 1964年刊・安部公房 顔の症状めぐる苦悩 有料記事2019年12月11日16時30分 夕刊 (時代の栞)「他人の顔」 1964年刊・安部公房 顔の症状めぐる苦悩:朝日新聞デジタル ■外見への差別、連帯し立ち向かう 人にとって顔とは何…

「見た目問題」の表記について追記

ある当事者の顔写真が出て、「見た目問題」という活字が大きくでてくると、「この人の見た目に問題があるよな」、と反応する人はどうしてもでてくる。

ユニークフェイス2.0 とは体験記の情報が増えること

ユニークフェイス2.0 とは、当事者発信の情報が増えている情報環境のことである。 これまで専門家発信の治療情報、メイクアップ情報が中心だった情報環境が、 当事者自身が発信する情報が増えている、ことを指している。 当事者自身が発信する情報とはなにか…

ユニークフェイス2.0 の時代

ユニークフェイス当事者が、自分の人生を他者の視線や評価によって左右されない、自分のことは自分で決める、という考えを身につけるきっかけは、インターネットにある。これを ユニークフェイス2.0 と命名してみる。ユニークフェイス1.0 は、ユニークフェイ…

「ユニークフェイス」という言葉を「外見に疾患や外傷などの目立つ症状がある当事者」の総称として取り扱うと、書きやすい。 さまざまな身体の障害をまとめて「身体障害者」という総称で簡略化するのと同じ。

記事 ユニークフェイス問題のパイオニアが語る、「今日まで、そして明日から」

ハーバービジネスオンライン ユニークフェイス問題のパイオニアが語る、「今日まで、そして明日から」 | ハーバー・ビジネス・オンライン通りすがりに「私があんな顔だったら自殺しちゃうわ」と言われるあなたの顔の半分に赤いアザがあったら、どんな人生に…

《告知》 ユニークフェイス 第17回 交流会

ユニークフェイス 第17回 交流会 ユニークフェイス問題に取り組む <在野研究者>の研鑽の場をつくるために近年、日本の大学では、人文系学問の予算削減などで、 人文系の研究者の研究環境がよくありません。 このままでは、研究テーマとして、マイナーである…

書評 『私がアルビノについて調べて考えて書いた本』 アルビノ当事者の語りを発掘する、当事者の研究者のデビュー作

アルビノという疾患がある。生まれつき色素が欠乏している。白い肌。髪には色素がないので金髪にみえる。2万人に一人の割合が生まれる。希少な人たちだ。マイノリティのなかのマイノリティである。

石井政之の著作

●1999年 3月 かもがわ出版から「顔面漂流記 アザをもつジャーナリスト」●2001年 2月・『迷いの体 ボディイメージの揺らぎと生きる 』(三輪書店) 6月・『顔とトラウマ 医療・看護・教育における実践活動 』(かもがわ出版) 9月・『見つめられる顔 ユニ…

自己肯定感が高いとか、低いとか。トラウマ研究を読むまでは考えたこともなかった。 行動していればなんでもいいんじゃないかな。

『傷のなめ合い』は、古い日本語表現で死語

セルフヘルプグループや患者会の活動を、『傷のなめ合い』、という人がいるけど、ふるい日本語表現で死語、と思ってきた。なめ合い、するとしたら愛し合っている人間にしか無理。いまは傷だらけの人生の人が多数派、とハッキリした時代。傷があるかどうかは…

50歳過ぎの高齢だけのユニークフェイス当事者の交流会、やってみたいな。 どんな死生観なのか、聞いてみたい。ひっそりと死ぬなよ、ブログかけ、と説教したいし

日記のすすめ --- ユニークフェイス当事者は日記を書こう!!

ユニークフェイス当事者の人たちにやってほしいことの一つ。

書評 『円形脱毛症になったら読む本』は、マンガによる当事者ノンフィクションの傑作

書評 円形脱毛症になったら読む本 (小豆だるま著 合同出版) 近年、外見にハンディキャップのある人についての著作が増えている。 見た目問題、容貌障害、ユニークフェイス、その当事者を呼ぶ名称はさまざまだ。 本書は,円形脱毛症,いわゆる「ハゲ」である…

ユニークフェイス当事者の、差別に遭遇したときの対処能力の個人差について

ユニークフェイス当事者には、個人差があります。 とくに、差別に遭遇したときどうやって対処するか。この個人差が大きい。

《告知》セミナー  わたしたちは何を「見て」いるのか – ユニークな身体と自己肯定 (2019-10-31 目黒)

10月31日に、ユニークフェイスをテーマに、講演させていただくことになりました。 吃音とユニークフェイス。 これまでになかった組み合わせによるセッションです。 身体、コミュニケーション、外見などについて3人で語り合います。・石井政之 (ユニークフェ…

《告知》ユニークフェイス石井が歌舞伎町で、

ユニークフェイス石井が歌舞伎町で、 『ユニークフェイスBAR』のマスターになります。8月に開催して好評だったので第二弾!! 今回は、石塚集さんとトークイベントをします。テーマは外見。 ユニークフェイス、LGBT、美容整形、見た目問題、ルッキズムをとっか…

ユニークフェイスと就職差別

テーマ ユニークフェイスと就職差別主旨 1999年にユニークフェイス当事者運動をはじめて20年たちました。 この20年で、少なくない当事者が自分自身の体験を語るようになってきました。 しかしながら、当事者の体験についての言葉・情報がまだ少ない。 とくに…

「見た目問題」、という表記はしない理由。「見た目問題当事者」という表記だと、「見た目に問題がある当事者」と解釈される恐れがあるから。当事者をどう表現するか?

まだ頭の中を完全に整理しているわけではありませんが備忘録として書き留めておきます。 僕は、「見た目問題」、という表記はしないようにしています。 「見た目問題」 wikiから見た目問題とは、顔や身体に先天的や後天的な見た目(外見)の症状を持つ当事者…

ユニークフェイス交流会(第10回) 2019-4-21 川崎市内 報告

参加者の構成は、以下の通り。 【単位/人】 当事者 1 学生 2(参加者の属性が重複しています)

単純性血管腫の切除手術体験記 その1

8年ぶりの血管腫の切除手術